月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏123「踊りながら、タクシーを待とう。」――勉強で魅力をつける恋愛術

「臆病」イコール「克服しなければならない」。
――こんなふうに思っている方が大多数かと思います。
でも、中谷さんは、そうではないとおっしゃっています。
「臆病とは繊細であるということ。やさしいということ。
臆病でなければ作家になれない。臆病は才能。」
臆病な人は、感受性が豊かで、人間関係を大事にするでしょう。
臆病な人は、慎重で手堅い仕事をすることでしょう。
臆病な人は、その臆病さで、周りの人から愛されるでしょう。
人なつっこく、誰とでも仲良くなれるのも、たしかに才能です。
でも、「オドオド、クヨクヨ」も才能なのです。
オドオド、クヨクヨを「強み」にする方法、
中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□専門分野を持てないでいる方。
□集中力に自信がない方。
□臆病で怖がりな方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「恋愛は相性ではなく、市場原理。」(中谷彰宏)
「誰でもいい」というのならともかく、あるレベルの人を
射止めようとするのなら、自分のレベルを上げるしかありません。
受験と同じように、恋愛でもみごとに等価交換が成り立っているのです。
お金持ちになる。見てくれをよくする。いろんな方法がありますが、
中谷さんが推奨するのは、人生体験を豊かにすること。
人生体験とは、ひと言でいえば「勉強」。
「キャッシュ1800万円持っていて、映画を1本も観ていない人と、
キャッシュゼロで、映画を1万本観ている人。
いっしょに無人島に漂流するなら、どっちがいい?」と中谷さん。
たしかにお金も大事ですが、「学び」や「体験」の足元にも及びません。
モテるのは、「学び」と「体験」の量の豊富な人なのです。

○「専門分野を、突き詰めよう。」(中谷彰宏)
キョロキョロしている男性はモテません。
世の中の流行はどうなのか。みんな何に注目しているのか。
人の目が気になる、人の顔色が気になる。そんな人はモテません。
一方、モテる人は、脇目もふらずに1つのことに没頭しています。
マニアックな世界を持っている人は魅力的です。
以前、中谷さんは、女性のライバルは他の女性ではなく、
「男性の趣味」であるとおっしゃいました。
脇目も振らず、一心不乱。そんな男性は輝いてみえます。
一点集中。忘我の境地にひたれる世界を持ちましょう。

○「共感力は、勉強して身につけられる。」(中谷彰宏)
凶悪犯罪者サイコパスの人たちに欠落しているのが「共感力」。
人の気持ちや痛みを察することができないのだそうです。
当然、人と喜びをわかちあうこともできません。
一方、関西人は、過度に共感することで有名(?)です。
他人が頭をぶつけたのに、「痛っ」と口に出る。それが関西人。
そう、共感力とは、持って生まれた資質ではないのです。
「共感するためには、何かを勉強しなければならない。
早くその勉強を始めないと、魅力にまで高まらない。」と中谷さん。
小説を読んで、主人公の世界に入り込もうとする。
関西人ばりに、他人の感情を代弁してみる。
こんなトレーニングが、あなたの共感力と魅力を高めてくれるのです。

○「集中できる人は、面倒くさがらない。」(中谷彰宏)
「年をとると、ものぐさになる。だから、若い頃から、
キビキビ動く習慣を持ったほうがいい」とは、父からの助言。
たしかに、つい面倒だなあと思ってしまうことが増えてきました。
始めれば、すぐに終わってしまうのに、それができない……。
この原因は、集中力にあると中谷さんは指摘します。
「面倒くさがりな人は、集中する喜びを知らない。
遊びでも何でもいい。集中体験を積むことで、その喜びを体験できる。」
人生に、どれだけ集中した時間を持つことができるかが、
幸福か不幸かの分かれ目になっているのかもしれません。
「好きなこと」で、集中力を高める訓練をしていきましょう。

○「臆病は、才能。」(中谷彰宏)
臆病な人はかっこ悪いとされ、果敢な人がもてはやされています。
いかにして、臆病を克服するかが、多くの人の課題になっています。
でも、中谷さんは、こうした論調に否定的です。
「臆病ということは、繊細さ。想像力の豊かさ。
臆病でなければ、作家にはなれない。
臆病はやさしさ。臆病だから、みんなを守れる。
臆病は、生きる上で大事な能力。」
たしかに、臆病でない人は、道を誤りかねませんし、
臆病でない人は、往々にして、人の心に無頓着だったりします。
臆病、それは言い換えれば、繊細さであり慎重さ。
臆病を受け入れて、才能に高めていきましょう。

○「怖くなったら、他の人を励まそう。」(中谷彰宏)
ちょっと酒癖の悪い知人が言っていました。
「真っ先に酔っ払うと、悪酔いしてしまう。
他に酔っ払っている人がいると、冷静でいられる。
だから、飲み会には遅れていくことにしている(笑)」
この技法は、恐怖を感じたときにも応用できるようです。
中谷さんはジェットコースターが苦手ということですが、
撮影の時には、もっと怖がっている人を励ますことで、
自分の恐怖心を吹き飛ばしているのだそうです。
怖がっている人も救われ、励ます方も救われて一石二鳥。
怖くなったら、もっと怖がっている人を励ましましょう。

○「仕事で、自分の壁を破ろう。」(中谷彰宏)
飛行機が怖い。「虫」が怖い。人前で話すのが怖い。
誰にでも、怖いものの1つや2つはあるものです。
でも、不思議なもので、「仕事で――」ということになると、
飛行機に乗ったり、「虫」を退治したり、人前で話せたりします。
やらなければならないという義務感は、恐怖感を吹き飛ばすのです。
「仕事なら、勇気を出せる。仕事で、自分の壁を破ろう。」と中谷さん。
仕事とは、役割に徹すること。別のペルソナを演じること。
「仕事の顔」という新しい自分で、壁を破っていきましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美