月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏121「色気は、勉強から生まれる。」――前進感を感じる勉強術

イライラするのは、成長が滞っているから。
日々の成長を実感できていれば、イライラすることはありません。
心豊かに過ごすことができます。
では、どうすれば、成長を実感することができるのでしょうか。
そのためには勉強。勉強すれば、成長を実感できるようになります。
でも、勉強にも落とし穴があります。
それは、周りを見てしまうこと。
低レベルの集団の中で、お山の大将になっていては元も子もありません。
成長のためには、周りではなく、「上」を見ること。
上の世界の人たちを間近に見れば、自分が恥ずかしく感じられます。
このときの羞恥心こそが、成長の原動力。
羞恥心を感じられる集団に入れるような方向づけが、勉強のカギなのです。
日々成長を実感できる生き方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□信頼されたい方。
□イライラしがちな方。
□色気のある人になりたい方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ121 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「信頼すれば、信頼される。」(中谷彰宏)
信頼されたい。愛されたい。評価されたい。
そう願うのであれば、みずからそのように行動すること。
信頼すれば、信頼される。
愛さば、愛される。
評価すれば、評価される。
人間関係とは、作用と反作用で成り立っています。
「自分だけ信頼されたいでは、虫が良すぎる。」と中谷さん。
自分から心を開くことが第一歩。
そうすることで、相手の心もしだいに開かれてくるのです。

○「目標は人。ゴールが目標ではない。」(中谷彰宏)
中谷さんが英会話を勉強したきっかけは、岡田真澄さん。
ミス・ユニバースで、岡田さんの「囁きシーン」にしびれたからです。
英会話ができると、転職に有利。TOEIC何点を目指そう。
こんなモチベーションでは、なかなか気合は入りません。
目標にする人ができたとき、はじめて行動に力がこもるものです。
「目標は人。ゴールが目標ではない。」と中谷さん。
やみくもに努力していても息切れしてしまいます。
人生は長丁場。
勉強には、あこがれの人を見つけることが重要なのです。

○「階級は、言葉遣いで決まる。」(中谷彰宏)
上司になれば、言葉遣いはぞんざいでもいい。
そんな「常識」は、けっこう受け入れられているようです。
会社など組織の上下関係、つまり「階層」ならそれでもいいでしょうが、
「階級」となると話は別。貴族たちは、言葉遣いは丁寧だからです。
「貴族は庶民を見下ろしているという余裕がある。
だから、イライラしない。言葉遣いも違ってくる。」と中谷さん。
となると、言葉遣いをよくすれば、貴族階級に入れるということ?
そのとおりです。社会的に上昇したいのであれば、まずは言葉遣い。
言葉遣いを変えれば、それにふさわしい階級に入れるのです。

○「前進感があると、イライラしなくなる。」(中谷彰宏)
渋滞でイライラするのは、前進感が得られないから。
これは、私たちの日常についても、同じことが言えそうです。
イライラがつのるのは、日々の成長が実感できていないことが一因。
では、成長を実感するためには、どうしたらいいでしょうか?
それは勉強すること。
1日勉強すれば、1日分の成長を実感できます。
その実感が充足感をもたらし、心を豊かにしてくれます。
なんとなくイライラするなと思ったら、本を読む、映画を観る。
そんな行動が、心をおだやかにしてくれるのですね。

○「恥ずかしいと感じられると、成長する。」(中谷彰宏)
成長する人に欠かせないのが羞恥心。
自分を恥じらう気持ちのない人に、成長はありません。
「恥ずかしいと思うことは、成長しているということ。
マナーとは、羞恥心を感じるためにある。」と中谷さん。
では、どんなところで羞恥心を感じることができるのでしょうか。
それは、自分が「負け」るところ。
自分より上の人たちにふれることで、自分の未熟さを思い知る。
その恥ずかしさが、私たちに発奮をもたらしてくれるのです。

○「下には、上のレベルはわからない。」(中谷彰宏)
中谷さんのところには、いろいろな相談が持ちかけられます。
「講師になって、セミナーとかやりたいんです」
「体験を書いて、本を出版したいんです」
安易で安直な相談に、中谷さんも苦笑い。
「1万時間打ち込んで、かつかつ食べていける。 勉強して、知識がバスタブから溢れ出してから、はじめて仕事になる。」
一見、かんたんそうに見えるプロの仕事。
その表面だけ見てわかった気になるのは、「下」のレベル。
上には上があると、上を見上げる人だけが上昇できる。
周り=ライバルや下=過去を見るのではなく、上を見上げてみましょう。

○「色気は、勉強から生まれる。」(中谷彰宏)
「色気は、つらいことを背負うことでにじみ出してくる。
相手から不利益なことをされても、イラッとしない。
陰を背負い、陽を抱く――これが男の色気。」と中谷さん。
つらいことがあると、つい愚痴りたくなるものです。
でも、ここでひと踏ん張り。
そうすることで、フェロモンが溢れてくる。
耐えられなくて、「陰」を出してしまったら幸薄い人で終わってしまいます。
残念ながら、人間は、つらいことを体験しないと成長できません。
「つらいことをやりながら、つらいと言わないのが天才。」と中谷さん。
胸に秘めた想いが、フェロモンとして噴出するのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美