月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏116「鼻歌を、一緒に口ずさもう。」――イントロを楽しむ恋愛術

女性との会話が苦手。そんな男性が陥っているのが「脳内会議」です。
黙って、頭の中で考えをまとめていく男性特有の思考スタイルを指します。
でも、女性は違います。女性はしゃべりながら考えます。
脳内会議をスピーカーで「実況」するのが、女性の思考スタイル。
だから、「議事」の一つ一つを真に受けてはなりません。
真剣に、聞き流しましょう。
この思考スタイルの違いが、男女のすれ違いの元凶。
このギャップが埋まれば、モテる男性になれるだけでなく、
メンタルの健康にも貢献すると中谷さん。
「スピーカーモード会話」の奥義、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□女性との会話が苦手な男性。
□ストレスを強く感じる男性。
□運を強めるための具体的な方法を知りたい方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「どうでもいい会話を、大切にしよう。」(中谷彰宏)
「女性はスピーカーモード。頭に思い浮かんだことをそのまま言葉にする。
女性は、しゃべりながら考える。」と中谷さん。
こういう会話スタイルに、世の男性たちは振り回されているようです。
「女性の言うことには一貫性がない」「女性は思いつき。論理的じゃない」
――こんな不平不満をよく耳にします。
でも、これは女性に備わった習性(?)ですから仕方がありません。
女性とのコミュニケーションを向上させたいと思うのであれば、
その特性を踏まえて会話術を身につけてみましょう。
「頭の中の『社内会議』を、スピーカーモードにしよう。」と中谷さん。
男性も、女性ばりに、思いついたことをそのまま言葉にしてみる。
そんな「どうでもいい会話」に、
女性とのコミュニケーションのカギがあるのです。

○「敬語で、独り言を言おう。」(中谷彰宏)
独り言も、言ってみれば、スピーカーモード。
心のなかに浮かんだ言葉をそのまま口に出している状態です。
ひとりでブツブツ言っている人は不気味がられますが、
じつは、メンタルにはとてもいいようです。
中谷さんも、よく独り言を言うそうです。それも、敬語で(笑)。
料理をしながら、「ここで、いったん火を消しまして――」。
こんなふうに敬語で実況するというのです。
「男がうつ状態になるのは、スピーカーモードがオフになっているから。
心のなかの言語を解放すれば、ストレスが減る。」と中谷さん。
心のなかに言葉を吐き出すことが、精神的デトックスになるのですね。

○「男性にとって、会話とエッチは別物。女性にとっては同じ。」(中谷彰宏)
別ナカを通じて、一環して語られるのが、男女のエッチ観の違い。
男性にとって、エッチは一つのプロジェクト。
難攻不落の城を攻略するような非日常的な行為なのかもしれません。
ところが、女性にとっては、日常的な行為。
「女性にとって、エッチはコミュニケーションの一部。
ご飯を食べたり、会話したりするのと同じ。境目がない。」と中谷さん。
会話をめぐる男女の違いは、エッチをめぐる違いに帰結するようです。
これが男女のコミュニケーションにおける一大真理なのです。

○「自分を変えれば、相手も変わる――かもしれない。」(中谷彰宏)
自分の子供やパートナーが心配と、悩む人は少なくありません。
そこに根ざしているのは愛情ですから、
そう思うことに負い目は感じないものです。
でも、そのときに、「相手」を変えようとしてしまっては、
墓穴を掘ることになります。
相手は変わることはありませんし、恨みを買うのがオチだからです。
「自分を変えれば、相手も変わる――かもしれない。」と中谷さん。
自分が変わるという覚悟と具体的な努力こそが真の愛情であって、
自分は変わらないという態度は、そもそも愛情に欠けた態度なのです。

○「自信のある人は、『裏切られた』とは言わない。」(中谷彰宏)
昨今、不倫事件がよく報じられますが、被害者からは、
「裏切られた」という言葉が意外と聞かれません。
「見る目が甘かった」と、自分を恥じているかのようでもあります。
そういう凛とした態度に、真の自信をみることができます。
「裏切られた」という言葉には、自分の「甘え」が表れています。
「責任転嫁」と言ってもいいかもしれません。
本当に自信を持っている人は、責任を他人になすりつけたりしません。
使う言葉一つに、その人の格調が表れるのですね。

○「挨拶と気配りで、運は強くなる。」(中谷彰宏)
「二刀流」で活躍する、日本ハムの大谷選手は、
高校1年生のときに、こう作文に書いたそうです。
「運を良くするために、挨拶、掃除と審判への気配りを大切にする」
それにしても、なぜ、挨拶と気配りが運に関係するのでしょうか?
審判は冷徹にジャッジするのが仕事です。でも、審判も人の子。
水面下の感情が行動に出てしまうこともあります。
その微細な心理に働きかけることで、状況を有利に導いていく。
大谷選手は、そのことを言っているのかもしれません。
超一流になるためには、技術だけでは不十分。
人間心理への深い理解も不可欠なのですね。

○「恋愛とは、合いの手を入れること。ハモること。」(中谷彰宏)
勉強ができる人は、必ずしも、たくさん勉強した人ではありません。
先生の意図を汲んで、何を期待するか察知する能力の高い人です。
これは、仕事や恋愛においても同様。
仕事ができる人は、依頼者の意図を汲んで、それに応えられる人。
恋愛ができる人は、相手の心を汲んで、寄り添える人だからです。
「言葉はいらない。歌い出したら、いっしょに歌う。
愛の手を入れて、ハモる。太鼓が鳴ったら、立ち上がる。」と中谷さん。
共鳴――これが、人間関係で一番大切な資質なのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美