月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏108「余裕は、準備から生まれる。」――甲斐性と度量で愛される恋愛術

なぜ、「段取り」は大事なのでしょうか?
答えは3つあります。
1.かなり高い確率で失敗するから。
2.仕事の能力が高まらないから。
3.やる気が生まれるから。
段取りというのは、たんなる「手順」ではありません。
自分の頭脳を未来に向けて意識づけることなのです。
だから「段取り」をやらない人は、場当たり的で出たとこ勝負。
そんなことで、物事がうまくいくはずがありません。
段取りをすることで、計画に魂がこもり、
自分自身にもエネルギーが充満してくるのです。
「準備」に対する心得、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□「仲間はずれ」を怖れている方。
□段取り通りに行かずに、あたふたしてしまう方。
□やる気が出ず、後回しにしてしまう方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「ストレスの原因は、横並び意識。」(中谷彰宏)
集団によって「常識」はぜんぜん違います。
ここで怖いのが「横並び意識」。
集団の「常識」から外れることを避けるうちに、
だんだんその「常識」に染まってしまうのです。
でも、自分の「価値軸」を持っていればだいじょうぶ。
流されたり、ブレたりすることが減るからです。
「自分の軸があれば、顔色をうかがう必要ない。
軸がある人は、仲間はずれを怖れない。」と中谷さん。
横並び意識でストレスを抱えるよりも、
自分の軸をつくって、孤高の存在でありたいですね。

○「一匹狼同士のネットワークに入ろう。」(中谷彰宏)
「自分の軸」を持っている人は、
同じタイプの人同士のネットワークを持っています。
たとえば中谷さんは、ほかの作家さんやアーティスト、
経営者とのネットワークのなかで活動しています。
おたがい「一匹狼」として活動していますから刺激になります。
その点、「同業者組合」的なネットワークはそうもいきません。
足並みを乱す者には「仲間はずれ」や「粛正」が待っています。
そういう横並びのネットワークから、点と点を結ぶネットワークへ
この切り替えはどうしたらできるのでしょうか?
その答は「価値軸」。
自分の価値軸を持っている人だけが所属できるのが、
「一匹狼同士のネットワーク」なのです。

○「合理的だと、次のステップに進めない。」(中谷彰宏)
給料が下がった → 残業時間を増やそうと長時間労働した
業績が下がった → 給与をはじめ支出削減につとめた
どちらも「合理的」ですが、それで結果につながるでしょうか。
「合理的だと、次のステップに進めない。
非合理的だから、飛躍できる。」と中谷さん。
給料が下がった → 柔道を習い始めた
業績が下がった → ダイエットを始めた
目の前の壁を打開するために必要なのは、こういう
わけのわからない非合理的なアイディアなのかもしれませんね。

○「あせらせると、創造性が育まれない。」(中谷彰宏)
創造性を生みだす環境として不可欠なのが「余裕」。
たしかに、「締め切り効果」というものは存在します。
最後の馬鹿力を発揮するには、それでもいいかもしれません。
でも、日常的に創造性を発揮した仕事をするためには、
時間的余裕、金銭的余裕、精神的余裕がなければなりません。
その最大の敵は、他人からの「圧迫」。
あせらされたり威圧されたりすることは、創造性の最大の敵です。
そういう人間関係をいかに避けるかが、
創造的な環境づくりというものなのですね。

○「段取り力とは、リカバリーする力。」(中谷彰宏)
段取りが大事というと、一部の人はこう揚げ足をとってきます。
「じゃあ、段取り通りにいかなかったらどうするんだ?」
これに対しての答は簡単。
段取りの達人は、段取り通りにいかなかったときの段取りも考えてある。
つまり、リカバーする道筋もあらかじめ考えてあるんですね。
その点、「出たとこ勝負」主義者は、結局のところ面倒くさがり。
面倒くささを、「出たとこ勝負」といいくるめているにすぎません。
段取りとは、未来に起こりうる状況を想定する予知能力。
いうならば、自分の人生のシナリオを書く力なのです。

○「几帳面だから、モテる。」(中谷彰宏)
「スマートで目先が利いて几帳面」
これが、海軍兵学校のモットーなのだそうです。
「海軍士官がモテたのも、よくわかるよね。」と、中谷さん。
兵隊経験のある高齢者の方たちはしっかりしていると聞きます。
時間に正確。身の回りのことは裁縫でも料理でも自分でできる。
これらは軍隊生活で体得したんですね。
その点、最近の男性は、お母さんにやってもらって、
すっかりだらしなくなってしまいました。
いわゆる「マザコン」とは、こういう母と息子の関係における
「依存症」関係のことをいうのでしょうね。

○「一流の人ほど、準備している。」(中谷彰宏)
お寿司が高いのは、「準備」に手間がかかっているからです。
アスリートが高給なのも、「準備」に時間をかけてきたからです。
このように、「準備」と「お金」の因果関係は明白です。
そう考えると、「準備」をしっかりできるようになれば、
「お金」も入ってくるということになります。
じっさいそのとおりで、お金持ちをはじめとした成功者は、
前日になって準備できていないといって慌てたり、
「出たとこ勝負」をしているような人はいません。
「せっかく準備したのに、つかわなければ意味ないじゃん」
といっている人はいつまで経ってもうだつがあがりません。
「百」のために「万」でも「億」でも準備できる人が、成功者なのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美