月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏99「楽しそうな人に、人はついていく。」――知らない人と話せる恋愛

モテない――、儲からない――。
その原因は、「損得勘定」にあります。
モテる人、儲かる人は、損得勘定をしません。
自分の「好き」に純粋に脇目もふらずのめり込んでいます。
周りの人の目、目の前の損得は眼中にありません。
世の中は裏腹なものです。
どういうわけか、そういう人のところに、
運命の人が現れて、お金も集まってくるからふしぎです。
損得を超越した世界、それが「数寄」の世界。
数寄で超越する方法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□モテない、儲からない方。
□目先の損得に振り回されやすい方。
□初対面の人と打ち解けられない方。


ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ99 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】別ナカ99 価格:5,000円(税・送料込)


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○「初対面の人と話せる人が、モテる。」(中谷彰宏)
小学校低学年の子供は、近所というだけで仲良くなれます。
ところが、高学年になると、そうもいきません。
自分と趣味や指向性が合うかどうかが条件になります。
この傾向は、歳をとればとるほど顕著になります。
同じ職場、同じ職種、同じ趣味。
同類のつながりの人としか仲良くできなくなっていきます。
「情報化社会とは、話さないで済む社会。」と中谷さん。
同じタイプの人とつながりやすい社会は快適です。
でも、それでは自分の幅は広がりません。
もっと自分を開拓したい。
そういう方は、初対面での出会いを大事にしましょう。
初対面の相手との会話で盛り上がれる。
これが、情報化社会に埋没しないための心がけなのです。

○「女性は解決策ではなく、共感を求めている。」(中谷彰宏)
女性からの相談を持ちかけられた男性。
「上司がとても高圧的で、すごくストレスを感じる」
たとえば、こんな相談。
すると、男性はたいてい一生懸命に「解決策」を考えます。
「それはパワハラ。弁護士に相談した方がいい」
「自分にも原因があるはず。改善できる部分があるのでは?」
こんな「解決策」を言われても、女性は心に響きません。
女性が求めているのは「共感」なのですから。
「それはたいへんだね。ストレスを感じるよね」
これが模範解答。解決策は二の次なのです。
まず共感――これが女性への向き合い方の基本なのです。

○「着替えれば、テンションが上がる。」(中谷彰宏)
高級旅館では、浴衣が2着用意されているそうです。
もう1着は、朝起きたときに着替えるためです。
部屋着でも寝間着でも使える浴衣。
でも、部屋着と寝間着の両用ではおしゃれではありません。
くしゃくしゃの浴衣を着て食べる朝ご飯はおいしくありません。
「着替える回数が多い人は、モテる。」と中谷さん。
TPOにあわせて着替える。
気持ちを切り替えるために着替える。
着替えることで、気持ちに張りが生まれます。
どんどん着替えて、自分を盛り立てていきましょう。

○「年収600万円が、幸福度が高い。」(中谷彰宏)
年収は多ければ多いほどいい。
誰でもそう思いますが、そう簡単ではありません。
収入にともなってリスクも高まるからです。
いつ緊急対応が入るかわからない。夜も安眠できない…
タフな交渉の日々。ストレスで最近鬱っぽい…
仕事が忙しくて不在がち。妻も怒り、子供も不安定…
「年収が多い=幸せ」というのは、幻想なのです。
幸福度とは、バランスのよさに表れます。
経済的基盤、家庭の平和、自己実現。
これらをバランスよく高めていくことが大事なのですね。

○「言葉ではなく、表情で判断される。」(中谷彰宏)
「子供が勉強をしない。どうすればいいでしょうか?」
こういう質問には、中谷さんはこう答えます。
「親が楽しく勉強すれば、子供も勉強する。」
子供は親の行動を見て模倣します。
親が楽しそうにやっていることを、子供はやりたがる。
子供は直観が鋭いので、親の言葉の裏を見破ります。
本心は顔に書いてあるからです。
子供によい人生を送って欲しいのなら、自分もよい人生を送る。
自分が「模範」となることがたいせつなのです。

○「損得の関係は、長続きしない。」(中谷彰宏)
損得勘定する人は、損得勘定する人とつながります。
類は友を呼ぶ。同類とつながっていくのがこの世の中です。
でも、損得勘定の関係はもろいものです。
ひとたび損得が合わなければ、あっという間に崩壊。
結局、その関係は「絆」ではなかったのです。
「『好き』でつながっている関係は長続きする。」と中谷さん。
人間関係も、長続きしなければ意味がありません。
そのためには、自分の中の「好き」を発見すること。
そうすれば、同好の人たちとの関係が生まれてゆくのです。

○「楽しそうにしていると、周りに人が集まる。」(中谷彰宏)
トム・ソーヤがいたずらの罰として、
ポリーおばさんからペンキ塗りを命じられました。
そこで、トムは名案を思いつきます。
口笛を吹きながら、楽しそうにペンキ塗りを始めたのです。
すると、最初はひやかしていた仲間たちが、
「ペンキ塗りをしたい」と志願するようになったのです。
楽しそうな様子は、人をひきつけます。
一方、つらそうにやっていると、人は逃げていきます。
何でも楽しくやれる能力は、人生を愉快にしてくれるのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美