月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏94「もまれることで、発想力を磨こう。」――目の前の人を幸せにする恋愛術

愛される人には「かわいげ」があります。
ここでよく混同されるのが「媚び」。
媚びる人は、特定の人に対して特別な態度をとります。
仕事でたとえれば接待。
目的を達成しようと、あの手この手。
「媚び」は仕事でなら許されますが、恋愛では御法度。
いずれメッキがはげてしまいますから。
長続きする人間関係には、「媚び」ではなく「かわいげ」。
かわいげとは、その場の人たちに対する心配りの集大成。
愛される心配りの作法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□子育てで、苦労している方。
□発想力や想像力が乏しい方。
□かわいげがないと言われる方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ94 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】別ナカ94 価格:5,000円(税・送料込)


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○「天才の母親は、おおらか。」(中谷彰宏)
子供の才能を開花させたい――親なら誰しもそう思います。
でも、才能が開花するかどうかは、親しだい。それも母親。
「天才の母親は、おおらか。のんびりしている。
すぐキーッとなるお母さんは、子供を伸ばさない。」
できないからとカッとなっていては、ブラックマザー。
ブラック企業と何ら変わりません。
子供の発育にゆったりつきあう余裕を持った親の元で、
子供はのびのびと才能を開花させていくことができます。
教育ママは、じつは教育には害が大きいのですね。

○「仕事は、国語力。」(中谷彰宏)
仕事の基本は、コミュニケーション。
伝えたいことを伝える。相手のメッセージを受け取る。
そう、国語力が仕事の土台なのです。
では、国語力はどうすれば向上するのでしょうか?
学校の勉強も大事ですが、なんと言っても家庭での会話。
中谷さんのお父様は、言葉には厳密だったとのこと。
奈良さんのお父さんの口癖は「辞書を引け」でした。
子供の仕事力は、親の国語力でつくられるのですね。

○「揉まれることで、鍛えられる。」(中谷彰宏)
ダメ出し、方向性の転換、担当者の交代…… 仕事の現場では、外部の要因でよく揉みくちゃになります。
徹夜でつくりあげた企画書がいとも簡単にボツになる。
だからといって、しょげたり、へそを曲げていたら半人前。
うろたえず、へこたれず、しがみついていく。
プロフェッショナルに不可欠なのが根性。
「プランZまでいきましょう」
こんな心意気は、プロならではのものなのですね。

○「相手に理想を求めるのは、愚かなこと。」(中谷彰宏)
ケンカの原因は、往々にして相手に自分の理想を求めるから。
これだけ価値観が多様化した社会で、
理想が合致するケースは稀です。
相手に理想を求めれば求めるほど、自分が孤立していくだけ。
理想は、相手に求めるのではなく、自分に求める。
自分の美学を構築し、それに見合った自分に仕立て上げる。
そうなると、なぜか相手が自分の理想に近付いていきます。
不思議なものですね。

○「目ではなく、耳からの情報をキャッチしよう。」(中谷彰宏)
「目ではなく、耳からの情報が大事。」と中谷さん。
仕事でのコミュニケーションは、口頭がほとんど。
いちいち文書で伝えられることはありません。
聴き逃したり、解釈し間違えると致命傷。
音声情報がコミュニケーションのメインなのです。
耳を鍛えることで、仕事力はみるみるアップします。
ぜひ、月ナカで「いい耳」をつくりあげてくださいね。

○「かわいげは、小さな工夫の積み重ね。」(中谷彰宏)
中谷さんは、かわいげについてこう語りました。
「かわいげは、ルックスとは関係ない。
その場の空気をよくしようというサービス精神。」
そう、心配りが「かわいげ」なのです。
一方、かわいげは「媚び」と混同されます。
媚びは特定の人に対して、かわいげはすべての人に対して。
愛嬌、つまり「かわいげ」は万難を排すといいます。
心配りで、かわいげ力をアップさせていきましょう。

○「目の前にいる人を、幸せにしよう。」(中谷彰宏)
遠くの人には色目をつかうのに、
近くの人にはぞんざいな人がいます。
恋愛でも「釣った魚に餌を与えない」人がいます。
仕事でも、受注までは一生懸命、
あとはほったらかしという営業マンもいます。
そういう人たちは、使い捨ての人間関係。
当然、長続きしません。
目の前の人を大事にする――この誠実さが人間関係の基礎。
八方美人は、自分を安売りしているだけのこと。
身近な人ほど大切にということですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美