○「迷っている人は、選択肢を間違えている。」(中谷彰宏)
悩みを解決できない人は、選択肢を誤っている可能性が大。
たとえば、恋愛相談。
「彼と結婚したい」
「彼に勝ちたい」
「友達から褒められたい」
あくまでも自分な欲望に即して解決策を考える。
外野の「べき論」はスルーして、
自分がどうしたいのかを最優先すること。
それが中谷さんの問題解決の基本作法なのです。
○「放置する女性が、モテる。」(中谷彰宏)
世の中、何ごとも裏腹なものです。
愛されようとすると、嫌われる。
追いかけると、逃げられる。
束縛しようとすると、距離をおかれる。
だったら、これを逆手に取ってみてはいかがでしょうか。
愛されようとしない。追いかけない。束縛しない。
つまり、放置。
「放置する女性は、モテる。」と中谷さん。
でも、放置するには、寛容と忍耐が必要です。
そんな心の余裕を持つために、私たちは勉強するのですね。
○「あいまいさに耐えるのが、大人の恋愛。」(中谷彰宏)
大人と中年――たとえ齢は同じでも、
大人と中年の2つの人種に分かれてしまうと、中谷さん。
両者を区別するのは、あいまいさに対するスタンス。
大人は、あいまいさに耐える力を持っています。
だから、待つことができます。
ところが、中年はそれができません。
「中年の恋愛は、すぐ白黒つけたがる。」と中谷さん。
今すぐ、関係をはっきりさせなければ気が済まない。
そう、ガツガツしているのが中年なのです。
微妙な関係を味わうことができる、
そんな大人でいたいですね。
○「いやみは、自分の価値を下げる。」(中谷彰宏)
思い通りにならない時、その人の真価が問われます。
最低なのは、怒りやいやみ。
相手に感情をぶつけた途端、価値は暴落するだけ。
そんなとき、大人は違います。
たとえ、別れを切り出されても、おたおたしないで、
あいまいな状態を、都合良く受け止めてしまいます。
「今は、僕の中では、白黒つけないでおこう。
君に大人にしてもらった。ありがとう。」
体験を蓄積していける人は、
こんな言葉がすっと口をついて出るのですね。
○「相談されると、自己肯定感が高まる。」(中谷彰宏)
男性の気持ちをひきつけるための手っ取り早い方法。
それは、相談。
なかには「面倒くさいな」と思う人もいることでしょう。
そういう男性は、男性性に欠けている証拠。
健康的な男性は、頼られると喜びを感じるものです。
(頼ってくるのは、自分を信用してくれているからだ)
グンと自己肯定感が高まり、胸が熱くなる。
男性本来の持ち味である「一肌脱ぐ」を引き出すのです。
男性心理に長けている女性は、このあたりがじつに上手。
相談を、技化してみませんか。
○「男性性とは、リスクを取るということ。」(中谷彰宏)
男性が求めるものと、女性が求めるものは本質的に異なります。
多くの女性が求めているものは、安定です。
でも、男性は女性ほど、安定志向ではありません。
安定より一攫千金。
リスク志向は、男性ならではのもの。
「リスクをとれる男が、成功する。」と中谷さん。
リスク志向の男性のほうが、結果的に安定を得る。
逆に、安定志向の男性のほうが逆に不安定になってしまう…。
安定志向の女性が、リスクをとる男性に惹かれる理由も、
このあたりにありそうですね。
○「逃げると、誇りは失われる。」(中谷彰宏)
面倒くさいことは、誰にとっても面倒くさいもの。
面倒くさいことを面倒だからとやらないのは、子供。
面倒くさいことを淡々とこなしていくのが、大人。
言いかえれば、プロフェッショナルです。
「面倒くさい」を言い訳として成立させてしまうと、
あとは転落の一途。にっちもさっちもいかなくなります。
当然、自信は失われてゆくばかり。
だからこそ、逃げてはなりません。
「立ち向かう」とは、おおげさなことではありません。
目の前の必要なことを着実にやり遂げていく根気なのです。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美