月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏86「クレージーな人は、ケンカしない。」――感謝から尊敬が生まれる恋愛術

ケンカは、お互いが譲らないことが原因。
どちらかが少しずつでも譲歩できれば丸く収まるのに、
一歩も譲らない。そんなことはけっこうあります。
「歩み寄ったら、損する」
そんなふうに思っている人は少なくありません。
でも、そんなことはないのです。
譲ったほうが「勝つ」のです。
受け入れたほうが「成長」できるのです。
意地を張って、自滅しては元も子もありません。
受け入れて「器」を大きくする方法、
中谷さんから教わりました。

★こんな方に有効です♪

□意地を張ってしまう方。
□趣味を仕事にしてしまった方。
□受け流すのがへたな方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ86 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



【CD版】別ナカ86 価格:5,000円(税・送料込)


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○「趣味を、仕事にしないほうがいい。」(中谷彰宏)
奈良さんの讃岐うどん取材。
1泊2日で、なんと36玉……
グルメな人は、グルメライターになってはいけません。
「旅行好きは、旅行代理店に入社すべきじゃない。
映画好きは仕事にしないで、趣味で観たほうがいい。」
趣味でするのと、仕事でするのは大違い。
趣味なら存分に楽しめることも、
仕事になるとそうもいきません。
さまざまな制約のなか、淡々とこなさなければなりません。
これでは、好きなことも嫌いになってしまいかねません。
趣味は趣味として、仕事は仕事として切り分ける。
それが幸せに生きるためのコツなのかもしれません。

○「恋愛観は、親がつくっている。」(中谷彰宏)
「結婚する相手のお母さんをよく観察しよう。
お父さんに対する態度が、未来のあなたへの態度だから」
これは私の友達(バツ2)がよく口にする言葉です。
最初はそれなりに緊張していて自分をつくっていますが、
子供が生まれたりすると、状況は一変。
結局、自分の母親と同じスタイルになってしまいます。
「恋愛観は、親がつくっている。」と中谷さん。
自分の恋愛観を検証するためにも、親の恋愛を観察する。
それが幸せな恋愛に必要なのです。

○「受け入れれば、成長できる。」(中谷彰宏)
「受け入れる」ことの対語は「受け入れない」。
夫婦両者が「受け入れない」者同士なら、いずれ破綻します。
双方が歩み寄るのが理想ですが、それが叶わない場合は、
どちらかが受け入れることで関係を構築するほかありません。
譲歩させられると、損した気持ちになりますがそれは違います。
受け入れることによって、それ以前より、
ずっとあなたの「器」は大きくなっているのです。
角突き合わせて、不毛な争いを続けるより、
受け入れることで、より高い世界に到達する。
それが「許す」ということの本質なのでしょうね。

○「解決できる問題、できない問題を分けて考えよう。」(中谷彰宏)
孔子の「論語」の一節に次のようなものがあります。
「子曰わく、吾十有五にして学に志す、 三十にして立つ、
四十 にして惑わず、 五十にして天命を知る――」
この「天命を知る」という言葉。
この意味がよくわからなかったのですが、これはどうやら
「変えられること」と「変えられないこと」を
見きわめるという意味らしいですね。
問題には、2種類あります。
それは解決できる問題と、解決できない問題。
解決できない問題に挑んでも、道は拓けません。
解決できる問題を解決していく。
これが「天命を知る」という生き方なのかもしれませんね。

○「男は、文字通り受け止めてしまう。」(中谷彰宏)
すぐ「離婚」という言葉を口にする女性がいます。
男性はこの言葉を文字通り受け止めてしまいますが、
これは女性の話法に対する理解が足りません。
女性が「離婚する」というのは、
「今、私は離婚したいくらい頭にきている」
という意味なのです。
こういう女性の比喩表現を真に受けてしまうと、
火に油を注いでしまうことになります。
男性の皆さんには、たいへん恐縮なのですが、
そのあたりをご理解いただけますようお願い申し上げます。

○「子供は、表情で聴いている。」(中谷彰宏)
言葉を覚える前の子供でも、親の会話はわかるそうです。
言葉がわからない分、それ以外の感性で理解しているのです。
とくに親の表情。
表情を見ながら、子供は今起こっていることを理解します。
言葉がいくら穏やかでも、表情が険しければ、
子供に緊張が走ります。
「お父さんが笑っていればOK。」と中谷さん。
親になったら、ニコニコするトレーニングをしましょう。
三つ子の魂百まで。
緊張感で、子供の魂を歪めてはなりませんからね。

○「東京の人は正面衝突。関西人は上手に受け流す。」(中谷彰宏)
関西人は、今、人気者です。
お笑い芸人は、イケメン俳優以上に人気があります。
その人気の秘密は、大人の物腰にあるのかもしれません。
東京の人ならぶつかってしまうところを、
関西の人は上手に受け流して、笑いにしてしまう。
これはそうとうな高等技術です。
「怒った顔に、また惚れた」と抱きしめる。
これは東京の人にはなかなかできない芸当ですね。
受け流す技術、関西人に学びましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美