月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏83「皮膚体験を、しよう。」――日常を楽しむ恋愛術

「メンタル」と言えば「強く」と連想しがち。
でも、これは違います。
強いメンタルは、ポキリと折れてしまいます。
メンタルは「しなやか」であるのがいちばん。
どんなに曲げられても、ポキリとは折れないメンタル。
それが目指すべきメンタルのありようです。
しなやかな心の作り方、中谷さんから教わりました。

★こんな方に有効です♪
□流れを変えられない方。
□すぐにパニクってしまう方。
□メンタルが弱い方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ83 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



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○「『空気』を、片付けよう。」(中谷彰宏)
「日本人は、空気に支配されやすい」とは、
山本七平さんをはじめ、日本社会を語るときの常套句。
昨今でも、「KY」という言葉がそれを裏打ちしています。
ひとたび「空気」が形成されると、
それを打ち破るのはたいへんです。
ところが、達人は「空気」を変えることができます。
陰鬱とした「空気」をカラリと明るいものにしたり、
諦めムードの「空気」に可能性をもたらしたり。
今の状況に対して、新しい解釈をほどこせる人。
それが「空気」を片付けることができる人なのですね。

○「クラッシュで、振り返らないであげるのがやさしさ。」(中谷彰宏)
ガチャーン 「失礼しましたー!」
レストランで、店員さんの不始末は時々あるものです。
こういうとき、中谷さんはスルーしてあげることにしています。
でも、多くの人は、心配そうな顔をして、
「事故現場」に目をやります。でも、これは偽善。
不始末を起こしてしまった店員さんにすれば、
ミスをした上、さらに衆人環視に晒されるわけです。
そんな残酷な視線は送らないであげましょう。
失態はスルー。これが本当のやさしさなのです。

○「議論できるのが、夫婦の喜び。」(中谷彰宏)
仲良しカップルが結婚。さらに子供が生まれると、
とたんにギクシャクした関係になっていくものです。
しだいに、価値観の違いが明確になっていくからでしょう。
こういうとき、きちんと議論できるかどうかが夫婦の力量。
人格を否定し合うような不毛ないさかいにしてしまうのか、
それとも、新しいルールをつくっていくきかっけにするのか。
「男と女は、そもそもあわない。
ちょっとがまんして、折り合いをつけていくしかない。」
中谷さんの言葉に、夫婦関係の真実が込められています。

○「肉体は、感覚器官。」(中谷彰宏)
昔の人の写真を見ると、かなり「接触」しています。
男性同士肩を組んだり、抱きついたりして、
肌の触れあう度合いが大きいことに気づかされます。
遊びにしても、押しくらまんじゅう、棒倒しから騎馬戦まで。
肉体が密着するものが多くありました。
そういう点で、現代人は肉体接触が少なくなりました。
ましてや大人になると、ほとんどなくなってしまいます。
「肉体は、感覚器官。」と中谷さん。
みずみずしい五感は、日常的な鍛錬から。
肉体接触を通じて、五感を磨いていきましょう。

○「皮膚体験を、しよう。」(中谷彰宏)
腰を痛めた中谷さん、でも、表情は明るくふだん通りです。
「僕は、肉離れで2冊の本を書いた。
今度は、腰痛で本を書こうと思っている。」
腰痛はとてもつらいものでしょうが、
そのつらい体験があるからこそ、わかる世界もあります。
皮膚体験で得た知見を語っていくのが、まさに作家の仕事です。
皮膚体験が、あなたが語るべき世界。
あなたの皮膚体験は何ですか?

○「しなやかな人が、強い人。」(中谷彰宏)
作家の五木寛之さんがよくおっしゃっています。
「強くあろうとするから、ポキリと折れてしまう」
ポキリと折れないためには、「強く」ではなく、
「しなやか」であろうとおっしゃっています。
「堅さではなく、柔らかさ。イカ、タコ、ナマコ。
自然界で一番強いのは、柔らかい動物たち。」と中谷さん。
やわらかく、しなやかに生きる。
融通無碍こそが、最強の生き方なのですね。

○「弱い人は、いつも力が入っている。」(中谷彰宏)
「無駄な力を入れない。自然体で」
これはしばしばスポーツでは語られる箴言です。
これは、仕事や恋愛、そして人生においても同様。
いつも力が入っていては、いざというとき、力が入りません。
力を抜いたり入れたりの緩急の差がエネルギーです。
ふだんは力が抜けていて、ここ一番では、
一気にテンションを上げることができる。これが名人芸。
ここ一番で力を発揮できる人は、
ふだんは脱力しているものなのですね。

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月ナカ生活・コーディネーター 曽我清美