月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏79「見えないものを、一緒に見よう。」――オチのない話を楽しむ会話術

男性と女性はしょせん違う生き物。
わかり合えることを前提にしていては、
かえって平行線をたどるばかり。
必要なことは、男女の違いを受け止め、
それを学び、相互理解を深めること。
男性でありながら、女性心理を熟知する中谷さん。
男女のコミュニケーションの妙技を教わりました。

★こんな方に有効です♪
□パートナーの言動にうんざりしている方。
□盛り上がりのない会話をしている方。
□女性に安心感をもたらしたい方。

ゲスト:

久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)
奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ79 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



【CD版】別ナカ79 価格:5,000円(税・送料込)


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○「女性にはおしゃべりの時間、男には一人の時間が必要。」(中谷彰宏)
「ジェンダーバイアスをなくして男女平等に」
こういう考えのもと、男女の性差が否定されてきましたが、
じっさいには「ある」というのが女性の私の実感です。
中谷さんも、そのあたりを上手に表現しておられます。
今回の切り口など、まさにその典型。
たしかに、女性はおしゃべりできないと、とても寂しい。
一方、男性には、一人の時間がないと、とてもつらい。
わかっていても、なかなか配慮できない、相手の事情。
何度も別ナカを聴いて、違いをたたき込みましょう。

○「オチでなく、話の途中で盛り上げよう。」(中谷彰宏)
オーケストラで、サビだけを楽しみにしている人はいません。
落語で、オチだけを心待ちにしていては、味わえません。
オチは当然。「途中」で盛り上げるのが会話上手と中谷さん。
そういう点で、稲川淳二さんの怖い話はその好例。
オチではなく、途中の描写でクラクラさせます。
情景描写に卓越するのが、話し上手の妙技。
オチ頼みから、情景描写へ。
情景描写でクラクラさせるのが、大人の会話術なのですね。

○「筋を追わないで、雰囲気を味わおう。」(中谷彰宏)
男女の会話パターンは根本的に違います。
筋道を押さえ、問題解決を図ろうという男性会話。
一方、筋道は二の次、雰囲気重視の女性会話。
この違いは、男女お互いに、なかなかわからないところ。
「真剣に聞かないほうが、聞いているって印象。」
久瑠あさ美さんのひと言が、まさに女性の本音です。
相手に誠実であろうとすれば、真剣に聞いてしまう男性。
この二律背反の状況をいかに昇華させられるかに、
男性の力量が表れてきますね。

○「くだらない話を面白がって聞こう。」(中谷彰宏)
当店リリースの「拓巳日和」でお馴染み、山ア拓巳さん。
中谷さん、久瑠あさ美さんのトークで登場しました。
「あんなに、一生懸命面白がって話を聞く人はいない。」
拓巳さんは、その瞬間瞬間を全力で楽しもうとしています。
面白くない話であろうと、面白く聞く。全力で聞く。
この気迫が、ひいては自分の人生を面白くするのです。
拓巳さんの人望は、聞く力で支えられているのですね。

○「女性は、男のオナニーに勝たなければならない。」(中谷彰宏)
男性はロマンティックとよくいわれますが、
その真意は、女性にはわかりにくいところです。
ただ言えるは、男女では見えているものが違うということ。
夢精という現象は、まさにその一例でしょう。
夢という想像の産物で、具体的な生理現象を引き起こす。
女性には理解しにくい男性の生理。
月ナカでは、そのあたりがあけすけに語られていて――
とても勉強になります(笑)。

○「気づいていることが、安心感になる。」(中谷彰宏)
幼児は、何かにつけてこちらを振り向きます。
ちゃんと自分を見ていてくれるのかを確認するのです。
その時、テレビを見ていて気づかなかったりすると、
子供はへそを曲げます。かんしゃくを起こしたりもします。
この心理は、大人になっても残っていますね。
私たちは「見てくれている」ということに安心感を得ます。
見てくれていてくれれば、他のことに関心が行っていても、
それほど問題とは感じません。
恥ずかしがらず、相手に対する関心を率直に表現する。
これが、男女問わず、相手の安心感をもたらすのですね。

○「質問すると、気づけなくなる。」(中谷彰宏)
「察する」ためには、質問は必要ありません。
必要ないどころか、障害にすらなってしまいます。
「今、寒くありませんか?」
「今、お腹空いていませんか?」
「今、寂しくありませんか?」
こんな問いを発せられて、
すなおに「はい」と言える人はなかなかいません。
「質問すると、気づけなくなる。」と中谷さん。
質問することなく、相手の状況を察してあげる。
これが、より深い安心感をもたらすのです。

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月ナカ生活・コーディネーター 曽我清美