月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏75「親と 人間としてつきあえる人が、モテる。」――相手の成長を喜べる恋愛術

「子供が立派な親になるよう育てる」がモットーの盛池店長。
2歳になる息子に「早く孫の顔を見せてね」と語りかけています。
よほど意識を変えないかぎり、親にとって子供はいつまでも子供。
でも、子供にとってこれはいい迷惑どころか由々しき事態。
子供扱いされ、子供という枠にはめられることで、
「自立」するチャンスを失います。幸せな人生は遠のくばかり。
一人前の大人として認める。一家の代表として敬う。
中谷家の家庭文化は「自立」を促進することが主眼でした。
度量のでかい男になるための方法、中谷さんから教わりました。
★こんな方に有効です。
□女性とうまくつきあえない方。
□親とのわだかまりが解けない方。
□子育てに迷っている方。

ゲスト:
久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)
奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ75 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



【CD版】別ナカ75 価格:5,000円(税・送料込)


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○「成長するのは、面倒くさいこと。」(中谷彰宏)
「月ナカ」を聴く人は、誰しも成長したいと思っています。
でも、私たちは勘違いしてはなりません。
他の人も、自分と同じように成長したいと思っていると。
成長したいと「本気」で思っている人は一握り。
ほとんどの人は「成長したいけど、面倒はいや」が本音。
だから、成長をパートナーや子供に求めては諍いの元。
自分がどんどん成長することで、周囲の人を感化する。
それが自分にとっても、周りの人にとっても幸せなこと。
成長すべき人がリーダー。自ら率先して成長する。
私たちはそんな役割を担っているのです。

○「女性とケンカしてはならない。」(中谷彰宏)
私の実家では、ケンカがありませんでした。
父や母が言い争いをしているところを見たことがありません。
三人きょうだいですが、ケンカはまったくありませんでした。
そんな平和で円満な家庭に感謝しています。
こういう家庭が築けたのも、父の姿勢の賜。感謝感謝です。
「女性とケンカしてはならない。」
これは、中谷さんのお父様の言葉。
気が強くて、よくケンカする女性も考えものですが、
女性相手に本気でケンカする男性もみっともない。
女性とケンカしない――男のプライドはここに表れますね。

○「夫婦関係が基準。親子関係に優先する。」(中谷彰宏)
お母さんと娘が結託して、お父さんを排除する。
娘とその母がいっしょになって、夫に圧力をかける。
親子関係が夫婦関係より優先されるケースが大多数です。
でも、中谷さんの実家は違いました。
夫婦関係が親子関係に優先する――そんな家庭だったのです。
親子関係は言うまでもなく血縁。
その絆は放っておいても強固です。
でも、夫婦はしょせん他人。関係は脆弱。ほどけやすい。
ほどけやすいからこそ、優先しなければならない。
――これは深い叡智です。
こういう家庭に育ったから、今の中谷さんがあるのですね。

○「上下関係があるほうが安定する。」(中谷彰宏)
「師匠と弟子、ご主人様と奴隷――上下関係が
はっきりしていると関係は長持ちする。」と中谷さん。
対等な関係だと、何かを決めなければならないときに、
主導権をめぐって争いが起こりやすいですからね。
友達夫婦は離婚率が高く、年の差婚は離婚率が低いとのこと。
家族も組織。リーダーが明確でなければ、ゴタゴタ続き。
安定感のある家庭には、リーダーがいます。
でも、重要な役割を担っているのは、リーダーを支える人。
張り合わずに支える。その度量が幸せな家庭をもたらすのです。

○「多数決は、責任逃れ。」(中谷彰宏)
「人は、正しいリーダーではなく、
勇気のあるリーダーについてく。」と中谷さん。
「正しい」決断をするために時間をかけるより、
勇気をふるって即断即決。これがリーダー。
意見を募り耳を傾けるが、流されない。
多数決は一見民主的ですが、じつは責任逃れ。
多数決を採用しないのが、リーダーなのです。

○「親とは、優しくしてくれる他人。」(中谷彰宏)
「別の人格として親を見られるようになった。
これが『自立』した瞬間。」と中谷さん。
親子関係は恋愛関係に如実に表れます。
親離れできていない人は、恋愛がうまくできません。
原因は「自立」。
他人とつきあっていく上でたいせつなのが自立心。
その練習を親を相手に履修していかなければなりません。
親を「親」として見ず、親切な「他人」と思えた瞬間、
親への感謝とパートナーへの慎みが生まれるのです。

○「早めに、代替わりしよう。」(中谷彰宏)
親にとって、子供はいつまでも子供。
親が70歳、「子供」が40歳になっても子供扱いでは、
「子供」は、家庭のリーダーとして成長できません。
昔の商家では、40歳になったら隠居して代替わりしました。
時期が来たら、さっと身を引いて、後進を育てたのです。
中谷さんは、高校時代から「当主」扱いされていたそうです。
一人前の男として、家の代表として認める。
こういう親の向き合い方が、立派な大人をつくるのですね。

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何度も聴いて、いつまでも成長!
月ナカ生活 曽我清美