月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏72「寂しさを味わえる人が、愛される。」――物語を共有する恋愛術

大人にならないと、わからない味覚があります。
たとえば、京都料理。
淡泊の向こうにある深い味わいは、子供にはわかりません。
京都料理を満喫できる味覚は、人生修行のたまものです。
同様に、「寂しさ」も大人にしか味わえない境地。
俳句や茶道に代表される日本の伝統芸術を味わうにも、
往年の日本映画の恬淡とした境地を味わうにも、
「寂しさ」というものを堪能できる感性が不可欠です。
「嬉しい楽しい」は子供の味覚。大人の味覚は「寂しさ」にあり。
寂しさを味わい尽くす方法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にオススメです♪

□寂しさに苦しんでいる方。
□孤独で、人恋しい方。
□打ち込めるものが見つからない方。

ゲスト:
久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)
奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ72 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



【CD版】別ナカ72 価格:5,000円(税・送料込)


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○「好きなものにのめりこめば、寂しさはなくなる。」(中谷彰宏)
寂しさとは、大人になり損ねた人の境地なのかもしれません。
大人になれば、周りから与えられたものではなく、
自分で何かを見つけ、それに打ち込めるようになります。
そうなれなかった人はつい「待ち」の姿勢になってしまいます。
こういう人が「寂しさ」に苦しんでいるのです。
周りの誰かに頼るのではなく、自分で好きなものを見つける。
行動して探し出す。自分を見つめて発掘する。
大人はそうやって「寂しさ」と折り合いをつけているのです。

○「幻想を打ち砕くために、一度その世界に入ってみよう。」(中谷彰宏)
妄想は楽しい気持ちにさせますが、幻想は自分を苦しめるだけ。
あの会社に入ったら、俺はもっと幸せになれたのに――
いい出会いがあれば、私も幸せな結婚生活が送れるのに――
こんなのが「幻想」です。
こういう幻想は、早めに退治するに越したことはありません。
そのためには、即行動しましょう。
たくさん合コンに行って、そこに出会いがないことを確かめる。
キャバで働いて、「男なんてこんなものか」と達観する。
幻想をいつまでも持ち続けると、人生はあまりにも短い。
さっさとトライして、幻想を打ち砕いていきましょう。

○「驚けるのは、才能。」(中谷彰宏)
「あらゆる喜怒哀楽の原点は、驚き。」と中谷さん。
驚きがある人は、感性豊かで気づきの多い人生を送れます。
そう、驚けることは感性そのものであり才能なのです。
逆に、驚けないということは、感性が乏しいということ。
でも、男性社会を支配するのは「驚くのは恥」という思い込み。
そんな思い込みに囚われていると、いつまで経っても、
花鳥風月に心を動かされたり、友と感動を共にすることはできません。
思い込みを捨て、感情を開放する。
そうすれば、もっと豊かな世界を堪能できるのです。

○「寂しさを克服しないで、味わおう。」(中谷彰宏)
寂しさを克服するためには、ブロックしないこと。
克服しようと思わないで、味わうのが大人の流儀。
「本当の寂しさ」を味わうことで、人は一皮むけます。
中谷さんも、若かりし日、「本当の寂しさ」を体験しました。
「錚々たる顔ぶれのなかにいる自分。名前が売れていないことが、
こんなにみじめだと思わなかった。やってやるぞと思った。」
それが発憤材料となり、現在の中谷さんが生まれたのです。
寂しさをエネルギーに転換しましょう。

○「物語で、語ろう。」(中谷彰宏)
すぐれたエッセイは、平凡な日常を語りながら、
そこに深い気づきと学びが盛り込まれています。
これがまさに「物語」で語るという方法。
「論」一辺倒ではとうていできるものではありません。
「稲川淳二さんは、怖い話を物語として語っている。
論として語っていない。だから、かえって怖い。」
こう指摘する中谷さん。
日常のエピソードをたんねんに集めてイキイキと語る。
それが、あなたの話をより面白く魅力的なものにしてくれるのです。

○「逆境は、映画のワンシーン。」(中谷彰宏)
映画には、主人公の逆境はつきものです。
逆境のない物語はメリハリがなく、観る人をひきつけません。
逆境に陥ったときは、映画のワンシーンにしてしまいましょう。
孤独とたたかっている自分をカメラに写し出すのです。
こういう逆境を乗り越えた主人公は、その後――
こんなふうに妄想してみるのです。
この修練を積めば、逆境なんてなにも怖くなくなるのです。
たとえ逆境に陥っても、顔は「ブルース・ウィリス笑い」。
その苦難を乗り切って、あなたは人間的に成長していくのです。

○「寂しさを味わえなければ、大人とはいえない。」(中谷彰宏)
寂しいからと、わあわあ泣き叫ぶのは赤ちゃんです。
赤ちゃんはそれでいいのですが、大人がそれでは困ったもの。
寂しさは克服せずに、味わい尽くす――これが大人の流儀。
「寂しさがわからなければ、一緒にいる幸せを味わえない。
寒いからこそ、暖かさのありがたみが味わえる。」と中谷さん。
寂しい寂しいと嘆いている人は、まだまだ子供の域。
「寂しさ」こそ、大人しか味わえない味覚。
「寂しさ」を味わう修練を積んでいきましょう。


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何度も聴いて、人生の醍醐味を味わい尽くしましょう!
月ナカ生活 曽我清美