○「見る眼は、外しながら学んでいこう。」(中谷彰宏)
「お金持ちになるには、お金持ちとつきあおう。」
日ごろ、中谷さんがおっしゃっているように、
誰とつきあうかが、その人の人生を決定づけます。
でも、人を見る眼は一朝一夕で身につくものではありません。
騙され、失敗しながら学んでいくのです。
だから、失敗を恐れる人は、いつまでたっても眼力が磨かれません。
年を取ってから失敗は、高くつきます。
早めにどんどん失敗して、眼力を磨きましょう。
○「ときめきを与えられる女性が、あげまん。」(中谷彰宏)
男性というものは、いい意味で、みんなお調子者です。
のせられると、すぐにいい気分になって、
ふだんは出せないような力を発揮したりするものです。
そういう「ときめき」を与えられる女性があげまん。
逆に、「どんより」をもたらす女性がさげまん。
上手に手のひらで遊ばせてあげる。そんな度量を持ちたいものです。
○「マッサージを覚えよう。」(中谷彰宏)
男女関係で、イニシアティブを握りたいならマッサージ。
相手を気持ちよくさせられる人が主導権を握っているのが現実。
政治家でも、経営者でも、宗教家でも、そして夫婦関係でも同じです。
相手につくすことによって、もっと大きな快感を得る。
そんな高等戦略を採用してみてはいかがでしょうか?
○「気持ちを未来に飛ばして、話をしよう。」(中谷彰宏)
気持ちを未来に飛ばすとは、楽しい未来を想像すること。
「来週、何を食べようか?」
「次の連休、どこに行こうか?」
「結婚したら、どこで暮らそうか?」
「これから起こる楽しいことに」と照準をあわせた会話。
中谷さんの会話の本質はここにあったのですね。
○「1秒で選ぶうちに、選べるようになる。」(中谷彰宏)
優柔不断の男性は嫌われます。
これは「選ぶ」という作業のなかに、男らしさが表れるからです。
失敗した時のリスクを背負い込む胆力。
後回しにするだらしなさと決別した勇気。
決断の時に向けた情報収集などの備え。
決断には、男性に必要な要素がすべて盛り込まれているのです。
そして、この決断力、「練習すると上達する」と中谷さん。
結果はどうであれ、1秒で決める。
そんな鍛錬が、決断力に磨きをかけるのです。
○「間違ってもいいから決断する人がリーダー。」(中谷彰宏)
決断できない人は、誤った決断をすることを恐れています。
決断するにあたって大事なことは、とにかく、決断すること。
正しいか間違っているかは、二の次。
決断をしないで後回しにすると、もっと大きな危機が押し寄せてくる。
即座に決断していくことが、いちばんの安全策。
決断できる人が、組織を率い、自分の人生を切り拓くのですね。
○「モテる人は、かわいいか、かっこいいかしかない。」(中谷彰宏)
かわいげがある人は、モテます。これはわかりやすいです。
でも、「かっこいい」と言われても、千差万別。
人によって「かっこいい」は違うのでは?――という疑問も生じます。
「かっこいいとは、リスクに挑んでいる姿。」と中谷さん。
吉と出るか、凶と出るか。結果は天に委ね、決断する。
失敗したら、責任を取らされようと、自分の責任で決断する。
かっこいい人、それは「決断する人」なんですね。